BLOWBOHEMIAの製作で
二つあったモチーフを一つにまとめる。
旋律や鼓動、季節があることに救われている。
もっとアジア圏内でも、他の国でも、
いい形で届けられるようになりたい。
音楽や会話には、
固有の時間軸や、土地の風が孕んでいて、それらが充満する空間でくつろぐのが好きだ。
まるで旅のような気持ちにさせる
会話は、尽きない絵本の山のようで
色とりどりの形が現れては、暗闇に消えていく。
随分長いこと、スピーカーの前で過ごして来た気もするし、瞬きのようだったとも思う。
秋は移ろいがとくによく可視化され、
紅葉や、秋空や、この世のうたかたを感じる機会が多々ある。
この世は夢だと、思いながら、
歩く。
歩く。
湧き上がるメロディー
前に進む力強さ。
きっとこの坂の向こう、振り返れば
光が反射する海がある。
懐かしさに似た音を作ろう。
明日、いい日になると、頷き、
かけがえのない時間をと祈りながら。