真っ青な夏の空だった。
バックパックにマイクをいれて、
スケボーで汗だくになって波打つアスファルトを走る、走る。
久々に再会したピアノは、懐かしい友達のようだった。
優しく、ときに情熱的に弾いているうちに、音楽への憧れが止まらなかった。
スコッチとコーヒーは、レコーディングにかかせない。
喉と心を潤す。
ピアノを弾いていると、音に溺れそうになるんだ。
息を吸い込んでも、吐いても、音、音…。
つんのめったり、流れるように、走るように、歩くように…
ピアノの音色は、自分が歩く道のようだ。
そうだね。もうすこし、なめらかに
、しなやかに歩きたい。
願わくば、明日も明後日も、ピアノの側に居たい。
もっと、もっと知りたい。
もっと仲良くなりたい。
何年も弾いてるけど、そんなことを思った。
なので!近々また、スタジオ入りしよう。
もう少し、なんだよな..。