詩人ダヌンツィオ(D’Annunzio)によりかつて存在した自由都市フィウメ。
「国家の最高原理は音楽」という憲法のもと、毎晩コンサートが開かれ、街には芸術家や音楽家、アナーキスト、冒険家などの革命的エネルギーで溢れかえっていたそうだ。
今、多くの国家にとって重要事項は何なのか、権力を私物化する政治家、言論統制。
街にいるピアニストを撃たないで。
音楽のない世界に、人々は生きれないから。
いいイメージを持とう。
芸術家は争い事多き世のチューナー。
人の喜怒哀楽の行き先を見据える予言者。
かつて存在した、自由に文化が行き来したコスモポリタンシティーを再び取り戻すため、
せめて自分の想像力に限界を作らないようにしよう。